2010年9月 7日

通じたからうれしい

ライブのご感想メールなどでいただきまして、ありがとうございます。
今のところ、ほぼすべてのメールにお返事書いていますから、ぜひライブをご覧になって
楽しかったというご感想も、メールフォームよりお寄せください。

時間を忘れて楽しかったというご感想を多くいただきました。(曲数増やしてよかった!円高還元セール)

みんなには、楽しく過ごして、元気になってほしかったから、とてもうれしかったです。
感想のメールをいただいて、ライブが成功したってわかって、うれしくなりました。
これはエルマノス4年目ならではの現象だなって思ってます。

3年目までは完成させたサウンドをお客さまに提供して、楽しんでいただくっていうスタンスだったのを
今回からは、お客さまとともにライブを作っていこうと考えられるようになったんです。


エルマノスのバンドは3年目のある日、アレンジやリズムから完全にバンドの3人が自由になった瞬間が訪れました。
アレンジがどうなって、リズムがどうなって、と3人とも意識しないまま、いい演奏ができるようになった。
何をどう演奏したって正解で、それはなんでかっていうと、僕らがエルマノスでそういうバンドだからだ、って感じで。

アレンジやリズムが守るものではなくなったとき、ほんとに音楽の楽しさや、リズムの楽しさを守れるようになった。


そして、4年目は伝えるメッセージをもっと重視しようと思う。
いままではおまけでやり取りされていたメッセージやコミュニケーションをメインに据えようと思う。

伝えたいことが伝わったってわかってライブが成功だって思えることもそのひとつ。
それに比べると、演奏がきちんとしていることは、それも音楽だから大切だけど
2の次3の次になったと思う。いい意味で。

そして、リズムやアレンジが高度になっていった2年目のように、これから4年目は
メッセージの表現もどんどん高度に表現の精度を上げていこうと思う。


むかしのアフリカでは民族が違えば言葉も違うので、会話をするときはリズムでしていたんだそうだ。
今のように英語やフランス語のような公用語なんてなかった時代の話。

LudwigくんとLinくんは、普通の言葉が通じてなくて、たぶん二人がわかる共通の単語って
日本語・スペイン語あわせてたぶん30個もない。。
それでも、一緒にバンドをやってる時間が長くなってきて、リズムを通じてたくさんのことをやり取りしている。


「言葉が通じないから、確認しようもないけど、いま彼はああいうことを感じてるはずだよ、
 だからのり3はこうして、ああしてあげないと・・・」

ときどき、こういう話が出てきてびっくりするけど、そういう感覚はたいてい当たっているんだ。


今回のライブは、

「シンプルにただ楽しんでね。そしたら、もっと楽しくなって元気が出るからね。」

っていうのは、僕から伝えたかったことが伝わったことがわかってうれしかった。
これを伝えたかったから、夢中になってもらえば簡単に伝わるなと思って、
いつもと違う1曲目の選曲にして、それがあたって、テーマが始まった瞬間に、拍手がわいたんだ。


ほんとはね、まだはっきり伝えられていなくて、精度が低いからしょうがないんだけど、

「人間が生きていくってきれいごとだけじゃ済まないことって、いっぱいあるよね。
 仕事や生活や健康や人間関係のあれこれで、つらい苦しいってあるけれど、
 でもさ、そのつらくて苦しいことのいちばん中心に、ほんとはいちばん美しくて価値のあるものがきっとあるから、
 それを見つけて大切にするようにしたらいいんじゃないかな」

「そしたら、つらくて苦しかったことが、むしろ美しくて価値のあるものに感じられてうれしくなると思うよ」

って、言いたいの。次のライブこそ、もっと表現の精度を上げて。


いま大変なことがあって、苦しんで苦労してる大切な友だちがいたりして、
また別に、これがうまく伝えられなくて、そのまま疎遠になっちゃったミュージシャンもいたりして、
お客さんの中にはこれをきちんと消化してライブに来てくださっている人がいるから、
僕らはきちんと受け止めてます!って伝えたい方たちもいたりして。

みんなみんなに言いたい。


たとえば、Linくんがね、アンコールの曲中のMCで、

「血便出ちゃって、入院必至ですが、、命がけで一生懸命お送りしました!」って言っていて、

(※昨日は、天丼と中うどんセットをおいしそうに食べていたので、入院はせず、今は元気そうです)


それをみんながお食事中のライブのMCで言っちゃうところは、、そこは表現の精度の問題があるけれど、、
僕がまだはっきり伝えられなかったことを、Linくんは勇気を持って言葉で伝えてきたから、僕はカンドーした。

みんながお食事中に言うのはどうかと思うけど、その姿勢はすごく美しくて、そういうのを
体当たりで伝えようとするのがエルマノスの4年目のコンセプトになるんだな、って思ったんです。
次からは、お食事の邪魔をしないように、演奏で表現するようにしますけれども。。


続きも書いたけど、長くなっちゃったんで、CDリリースのメッセージがちょうどこのメッセージを
表現して構成しています。また、リリースのときに話題にできるといいな。。

つづく。

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