リズムの自立と独立
今月前半はレッスンをたくさんやりましたが、その中の好プレー集。
ちょうどみんなが似たような課題を持っていたこともあり、リズムの自立や独立について勉強しました。
これは、今月始めたばかりの人も、10年続けた人も、習得するとものすごく強力に役に立つものです。
ドラムセットの練習法で、両手両足を独立させることが練習でとても大切と教えているのを見聞きして、
僕の演奏のときに右手と左手を自立させた演奏法にその方法を応用したときに方法化できたものです。
これが僕がさっくり教えられるようになる前にレッスン来れなくなっちゃった人には申し訳ないなーと思いつつ、
すごくいい練習方法を思いついたんです。
独立といいながら、一見すごく矛盾していそうだけど、リズム練習をメトロノームと特訓します。
そして、メトロノームと一緒に演奏して、自分だけが演奏をやめたときに、そのメトロノームのスピード感が
すーっと変化するように演奏する特訓です。
分かりやすく言うと、メトロノームと演奏しながら、よりはやく聴こえる・より遅く聴こえる演奏ができるかってことです。
メトロノームのスピードの印象を自在にコントロールできれば、それがリズム感が独立している証拠で、
メトロノームの出すテンポ「に」合わせている間はそれは決してできません。
メトロノームのテンポ「と」合わせるって言うのが正解で、人間とメトロノームのテンポは少しずれていないと
そこにあるわずかなズレというか「差」がグルーブを生み出すので、そこのすき間をつぶしてはリズムがつまらなくなってしまう。
僕の大好きなアイスクリームには空気がたくさん入っているから、美味しいんですね。すき間や空間がグルーブを作ります。
それが楽だから、人が出しているテンポ感に便乗して、というより、それに合わせて演奏するのがアンサンブルだって
思っている人も多いみたいだけど、それってラテン音楽の場合は逆にアンサンブルを壊してしまう。
おさらの上にケーキがひとつ乗っかっている。もうひとつ、同じところに置いてくださいって言ったときに、
すぐ隣にぴったりくっつけて置いて、それでも、やっぱり同じところじゃないからって、ふたつのケーキを押して
ふたつともつぶしちゃって、ああーってなっちゃうような感じです。
ぴったりくっつけて置くだけでも、おいしそうじゃないから、ちょっとすき間を空けて置きますよね、ふつう。
それがケーキであって、あとで美味しく食べるという目的のものであれば、なおさら。
エルマノスの1年目にうたってくれた3人のボーカリストはここの点の独立したリズム感に優れた人だと
昔のライブ録音聴きなおして、すごいなー、さすがだなーと思ってるところです。

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