2010年7月16日

ちょっと前のちょっと未来の音楽

さいきんのトレーニング中のCDのお気に入りでInteructivoを聴いています。
現代キューバ音楽の中でも割と先頭のほうを走ってるバンドって感じかな。

それで、現代音楽のことをいろいろ考えている。

どうしたって、曲ができて、アレンジして、リハして、ライブして、CDにする間には
年単位のタイムラグができる。だから、スタートする時点では未来の音楽って
感じで準備していないと、人が聴くときに現代・現在って思ってもらえない。

だから、制作する時点では将来を作っていく感じになるので、
今やってることの延長線上にはそんなものは見えてこないのね。

そして、実際の将来ともちょっと違うわけで、結果として人が聴くときには
訪れているであろう、その現在も、実際の現在ともちょっと違うんだよね。
だって、制作のときにこういう将来を作ろうという、目標であって、
コンセプトとして見せるものだから、実際とは違う。

サッカーの予想をするタコは全部予想をあてちゃったみたいだけど、
あれは当たったってことよりも、あたるかしらー、あたったらすごいよなーっていう
わくわく感が面白いわけで、当たっても外れても、結果が分かると大して面白くないよね。

当たったら当たったで、なんか、ずるしているんじゃないのかしら・・・って結果が分かると考えるもの。

未来の音楽って、もともと的中させるとか、現実の世界と交わることをそもそも予定してない。
だからこそ、思いきったイメージができるんだよね。そこがタコと違うところ。

だからこそ、いま聴いていちばん面白い音楽でもあるよね。
たぶん、10年後に同じ音楽やっているバンドはいないだろうし、いまの現代キューバ音楽はたぶん過渡期で
いまやっていることがスタイルとして長く残っていかないだろうと僕は思うから。

世界的な混乱期に突入した昨今、見事に世相を反映して音楽が進んでいるんだなってそういうことを思う。

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