2010年7月 9日

エルマノス3年目のサウンドが完成

今日はスタジオに長時間入っての、エルマノス3周年事業の活動でした。

目指したサウンドというのは、もちろん演奏して外に出すたびにきちんと完成させて
聴いていただいてはいるものの、熟成して、成熟して、より高いレベルの完成というものが
年に1回くらいは訪れているとこれまでのエルマノスの3年を振り返って思います。

9月4日に、3周年ライブを予定しているけれど、
これはきっと4年目のはじまりの活動になるんだなってことがはっきり分かりました。

そう。4年目にやりたいことは、もうすでに始まっているしね。

2年目のサウンドの完成形は、去年の7月のマイルスカフェライブだったように思う。
左にビデオで出しているobsecionにもかなり近い。
あのときも、はっきり何かが仕上がって完成した感じがしたのでした。

あのときのライブビデオがLudwigくんちにあるんだけど、まだ持ってるのかな・・・
もう一回見てみたい気がする。3年目の道のりの長さを思い出すためにもぜひね。


Ludwigくんには、もちろんだけど、彼にしかできないドラミングがある。
僕は最初それにあこがれて、彼とバンドを結成したんだった。

Ludwigくんと去年の2月にハバナでBamboleoのライブを見に行ったのね。
そしたら、彼が飛び入り演奏したんだけど、入った瞬間にリズムが締まって2002年ごろの
いちばんリズムが鋭かったバンボレオのサウンドに一瞬戻ったように僕には感じた。


Linくんにも、今日はっきり分かったのだけど、世界中のほかの誰にも弾けないトゥンバオが出ていた。
僕が最初の取り掛かりに、少しだけ伝えたリズムのことに、何倍もの価値を乗っけてバンドに返してくれる。
今では自分でもベースのパートを自分で弾くし、人にも教えたりするから、もっと良く分かるのだけど、
Linくんがエルマノスでやってることは、ほかの誰にもできない偉大なオリジナリティだと思う。


僕は僕で、エルマノスを始めて間もなくごろ、トリアナさんという、キューバの音楽の先生でエルマノスに
楽曲を提供してくれた方に、NORIのトゥンバオはキューバにもこうやって弾く人はいないと言ってもらってから、
自分だけのオリジナリティを帯びたリズムに目覚めてこれまでやってきたのでした。
そもそも誰のまねもしていないし、それをハバナで演奏して確認できて、ほんとに良かった。

そして、そのオリジナリティをもった3人にしか出来ない、エルマノスのオリジナルのアレンジ。
これが3年目の分は今日完成しました。そういう記念すべき日だったんです。

このバンドではアレンジを楽譜にしてない。書き表せない取り決めこそが一番大切って分かっているから。
3人の人間関係の中に、そして、3人に共通して流れる音楽の血に流れるのがエルマノスのアレンジ。
目に見える形を取らないホンモノ、リズムの真実みたいなものを追究するアレンジになっている。

そして、そのアイデアは今日は一緒に演奏しなかったけど、これまでエルマノスをやってくれた
みんなの演奏がその源泉になってる。誰が足りなくても、今日の完成はしなかったと思う。
これが誰のどこに影響を受けてこういうアレンジの取り決めにしたかが、はっきり思い出せるくらい。
僕がその人の演奏が大好きで、一緒に演奏してもらった人たちだから、大切な財産です。


そしてね、今日そうやってがんばっている日に、不思議とメールがたくさん届いた日で、
バンドのお客さまやお友だちからうれしいメールがたくさん届いたんです。

前に書いたメールのお返事とか、ライブのご予約のメールだったのだけど、
僕は18歳のまだ子どもだったときにラテン音楽を始めて以来、ずっとお客さまと一緒に演奏してくれる
ミュージシャンを先生だと思って勉強してきたけど、いまは勉強の成果を発表していくエルマノスって
バンドをやっていて思うのは、目の前にいるふたりとだけでなくて、みんなみんなと
いい音楽を作っていくんだなって、すごく心強かったです。

みんなみんなに、ありがとう。
今日やったことを形ある作品に出来るように、もっとがんばる!

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