大喝采のteatro mella
フェス最終日はteatro mellaという、キューバで最高級の劇場のひとつで行いました。
しかし、前日の土曜日からソリストの深津さんがおなかを壊してさらに高熱でダウン。
コンサート当日の早朝から急患で病院にかかるほど。。。
そして、病院で点滴や処置を終えて本番前に深津さんが到着したと思ったら、
今度はルディくんが腹痛でダウン!やはり緊急で病院へ。。。出演直前で
しかもテレビ中継があるから時間はオンタイム進行で!と言われていて、
キューバではびっくりするような奇跡の5分前進行。
というわけで、覚悟を決めてコンガ担当だったマンディさんに本職のドラムをやってもらって
空いたコンガにはボビー・カルカセスのバンドのコンガの若者(名前も写真も残ってない・・・恩人なのに)
に必死でアレンジと展開を説明して1曲目のa japonからお送りしました。
だからロイター通信社の映像にはドラムを叩いているルディくんではなくマンディさんが
映っています。(惜しいことしたね・・・)
そしたら、病院の処置が奇跡的に早かったらしく注射でしびれる腕で2曲目から
ルディくんが復帰してくれました。
ドラマチックなpiel negraを深津さんが熱唱している後ろでは
これまたのりとルディくんのすさまじいドラマが繰り広げられていまして
曲 「じゃーーん・・・・」
ル 「・・・・(注射であたまがぼーっとしたらしい)・・・・」
の 「次どうぞ」
ル 「え? なんだっけ。」
の 「くくん、ってやって!」
ル 「くくん、ってなんだよ!?」
の 「いいから!、くくん、だ!」
ル 「くくん・・・・ あー!思い出した!」
予期せず間が空いて新しいアレンジになってよりドラマチックになりました。
やってる本人たちがドラマチックなので間違いないです。
(すぐ横ではアップでテレビカメラが回っているのに。。。)
最終日の次の出番がボビー・カルカセスのバンドだったので
carcasses a bobbyというラサロ・バルデスが書いた曲を1曲目に準備していたのですが
ルディくんがいなかったのでできず、急きょ最後の曲に披露しました。
このフェスに出られたのは深津さんが2作目のアルバムをハバナで録音したときに
参加したボビー・カルカセスに連絡してくれたおかげで、その感謝を込めて
日本からたくさん準備していった曲なんです。
ルディくんはこのラサロ・バルデスの収録アルバムで演奏する予定だったのが
熱を出して録音にいけず、たくさん練習したのにCDに入ってなかったんで、
悔しい思いをしたみたいで、想いの丈を晴らせたようです。
(ダウンしたのはこの日も同じだったけれど・・・)
ボビーさんがとても喜んでくれて、ステージ脇で笑顔で迎えてくれて、あたたかい言葉をかけてくれました。
すごくあたたかかったけど、英語だったので何言われたかわかりませんでした。。。
たくさんのお客さまにたくさんのたくさんの拍手をいただきました。
そして、これだけたくさんの人に好評であればかなり話題になったようで
翌日以降ハバナで買い物したりハバナの街を歩いていると、
「ねえねえ、ロスエルマノスでしょ? ほんとに兄弟でバンドやってるの?」とか
「mellaで演奏してた人だよね!? すごいよかったよ!」と
ちょっと有名人になりました。
街角のソンの演奏しているミュージシャンも知っている人がいたし、
街中で自転車タクシーを漕いでいる兄ちゃんも知っていた。
買い物に出かければそれまでは、ねえねえ葉巻買わない?と言われるところ、
それがこの日の演奏の賞賛に変わって、たいへんだったけど、頑張ってよかったな。。。と
こころから思いました。
せっかくハバナのお客さまに日本のバンドも真剣にキューバ音楽やっている様子を
紹介できて受け入れていただけたので、忘れられないうちに、もっと体とおなかを鍛えて
ハバナに演奏に行きたいと思っています。
日本でもたくさんの励ましのメッセージをいただきました。
キューバでも日本人のお客さまや街中で会う日本人の方にもあたたかく応援していただけました
ほんとうにありがとうございました。

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