2008年6月14日

ハバナでのピアノレッスン (その3)

その1
その2

続きです。

ハバナでは楽器の音が鳴らなかったとしても、押した鍵盤と鳴って出てくる音が
違ったとしても、レッスンは続くし、勉強をしないとはるばる来た意味がありません。


それで、重要テクニック(!?)である、壊れて鳴らない鍵盤があるときに
どうやって対処するかということを習いました。


まず、JAZZを聴く人ならご存知とは思いますが、「代替コード」といって、
まったく違う音でコードを押さえるけれども、似たようないい感じの響きで聴こえる
コードというものがその状況に応じていくつかあって、それを使うということ。

日本やアメリカでJAZZを勉強したら、それは素敵な展開になったり、
素敵な響きの和音だから、という感じで勉強するのかもしれないのですが、

ハバナで勉強するときには、とにかく鳴る鍵盤だけでなんとかしないと
音が出てこないので、必死になる度合いが差し迫って、勉強するのには良かったようです。


それで考えつくしても、どうしても肝心な構成音が壊れてしまっているけど、
どうしてもそれを弾かなければという日が来てしまいました。。。


これまた重要テクニック(!?)を習いました。。。

先生いわく、

「このコードは代わりを弾こうにもどうにもならないから、
思いっきり、鳴らない鍵盤でも押し込んで見なさい」 だって。。。

やってみました。。。 がーーん!!、と、一発。

そうするとね、鳴る音だけでほんとに力いっぱい弾ききってみると、ハンマーが弦を叩いていなくても
共鳴して、ルートの音だけは、ぼんやり浮かび上がるように聴こえてくるんです!!!


こうして、のり3の現在のスタイルである、鍵盤打楽器としてのピアノのスタイルが
生まれたのでありました。思いっきり、弾きこんでみるといいことあるんだなと、勉強でした。

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