2008年6月アーカイブ

2008年6月30日

ああ、勘違い

お見舞いで大きい総合病院に行った日のことです。。。

点滴のスタンドを押しながら、ちょっと具合の悪そうなおじいちゃんが、
エレベーターを待っていました。(よくある光景)

そしたら、看護婦さんが後ろを通って、

「あらー、○×さん、今日はリハですかー?、がんばってくださいねー!」 だって。

そしたら、そのおじいちゃんも、
「はいー、最近だいぶうまく行くようになって。。。がんばりますー」 だって。。。

最近のでかい病院には楽器の練習ができるスタジオがあるのかな。。。と、
介護保険が何とかで、世の中変わったのだろうか???と最初思いました。。。

そして、具合悪そうだけど、やっぱりそのおじいちゃんは音楽に対する
志を捨てていない、すごいミュージシャンなんだろうな、、、と尊敬したんです。

(もう、みなさん、落ちが分かっているとは思いますが、、、書きますよ。。。)


リハって、病院ではリハビリのことなんですね。。。

スペイン語でリハーサルのことはエンサヨっていいます。
でも、日本人同士だと、やっぱりリハって言うのが普通かなと思います。

ところで、リハーサルと練習の違いって、一人でやるのが練習で、
2人以上でやるのがリハっていう傾向があるよな、って勝手に思ってます。


じゃあ、全員集まって、本番を想定する、いわゆる本番リハーサルみたいなものは
(日本語で通し稽古って言うものですが)
それは、ゲネっていいます。ゲネプロともいいます。

ちなみに、エルマノスにもベントゥルンベロにもゲネというものは存在しません。

通して練習したところで、本番では同じようにやらないし、できないからです。

まさに、「生もの」のライブです。その日の仕入れ次第で、おすすめメニューが変わって
味付けも調理も変わります。

生焼けでお客様に出すことのないようにだけ、いつも気をつけています。。。

2008年6月28日

アロスコングリの作り方

前の日にフリホーレスネグロがあまっているときが、とても簡単。

フリホーレスのスープの部分、2カップはかって2合の米と一緒に炊く。
お米の上にはフリホーレスの豆などの具の部分を混ぜたい分だけのっけて炊く。

おしまい。。。

いきなりコングリを作りたいときは、

豆の煮汁か豆の缶詰の汁2カップをはかって2合の米と一緒に炊く。
お米の上にはソフリートと豆を適量のっけて炊くこと。

できあがり

どっちも簡単ですね。。。

ソフリートの完成度によほど自信がないとコクを出すのがたいへんだと思いますので、
フリホーレス同様、おにく追加で乗り切ってください。

ベーコンや角切り豚ばら肉などが合うと思います。具と一緒にのっけてごはんを炊いてください。

仕上がりのごはんの色の目安は、お赤飯の見た目、です。

本格的にしたいなら米は日本の米よりインディカ米、と思うかもしれませんが
キューバの米は輸入が多いので、輸入元は中国ですから
インディカ米よりジャポニカ米のほうがキューバでは多いと思いますから、
わざわざ別の米を買ってくる必要ないと思いますよ。

2008年6月27日

教外別伝

座禅とトゥンバオシリーズ。。。になってますが。

不立文字(前編)はこちら

教外別伝(きょうげべつでん)

本やお経などの他に、大切な教えや極意がある。


稲村ガ崎Peter'sのシェフの佐藤さんと前回のライブ終了後に、盛り上がった話。。。

のり3やルーウィーくんが楽譜やリハしたときのアレンジや進行と違うことを
本番中にやりたくなってしまう件について、

シェフもレシピをすっ飛ばしたり、その場で思いついて作った創作的な料理のレシピを
あとからどう書いたらいいものか。。。と困ってしまうタイプの料理人なんだって。


レシピではこうなっているけど、今日のお客さんの顔を見たり、
その日の天気や気温、お店の雰囲気とかで、こっちの方がいいんじゃないか。。。と
料理でもアドリブを始めるんだって。

それで、のり3とシェフが手に手を取り合って、アドリブばんざいー、デスカルガだー!と
ひとしきり盛り上がったところで、、、


お店の別のスタッフの人が、

「そういうシェフについていく周りは、すごくたいへんなんですよ。。。」だって。。。

そうだよ、メンバーはね、えるまのだから、それでも一緒にやってくれるんだよね。
いつもありがとう。(と、自分にいわれているような気がして、反省しきりののり3でした。。。)

2008年6月26日

不立文字

座禅の言葉だと思うのですが、

不立文字(ふりゅうもんじ) という言葉があります。

言葉ではなかなか極意は伝わるものではない。。。くらいの
意味だと思います。(本やお経だけでなく実践から学びなさいってことかな)


似たような話で、

トゥンバオは楽譜に書けるのか?

という問いがいつものり3の中で、疑問なのです。

エルマノス名誉教授である、音楽の博士号を持っているという
キューバのマエストロ、トリアナ先生にもこの質問をぶつけたことがあります。

キューバでの修行時代にもYaymel先生にも同じ質問をしたことがあります。


やはり、大学で勉強した人は、
「そうだよ、楽譜にかけるよ」と言って、書いてくれます。

4小節書くのに30分くらいかかるんですが。。。
(やっぱり普段そんなことしないし、音楽の専門の先生でも大変なものはたいへん)

それをのり3が弾きはじめます。確かに、楽譜に書いてあるように弾くことはできます。


でもこれだと、トゥンバオしているとはいえないような、さびしいトゥンバオですよね。。。って
それには先生たちも同意なんです。のり3だって先生たちだって、自分が弾くとしたら
そんな弾き方はしないだろうって、楽譜が出来上がってしまうんです。


というわけで、この議論にはいつも答えが出ないまま、次のライブが来てしまいます。。。

それで、お経のように、一見意味不明な文字が並んだ
[G C D7 Am7-5] ・・・のように、メモ書き程度の楽譜が準備されています。


その譜面を前に、ああ、、、今日もアレンジができていない気がする。。。
楽譜になっていないことをみんなにどうやって説明しよう(半泣)。。。と

最初に戻ります。 (繰り返し Openで)

以下余白。。。

血で演奏するのか?

とくにパーカッション関係で思いがちなことですが、
ラティーノだから、キューバ人だから、上手で良い音が鳴るのかな、と思うことがあります。
ラテンの血が音をアツクさせているのか?というお話です。


キューバに住んでるキューバ人はみんな暇なので、練習する時間がたっぷりあるから
それで上手になるっていうのはあるかもしれませんが、日本に住んでいればみんな忙しい。


ルーウィーくんによれば、コツがあるんだそうです。

コンガやボンゴの場合、

「明日の心配をしないで力いっぱいたたいて、血が出たりしてもひるまないこと」 だそうです。
捨て身で切り込んでいくサムライのような話。。。

コンガの人からよくきくのは、演奏が長かったり続いたりすると、ほんとに血が出るらしいです。
手からじゃなく、血尿で。。。

強くたたいているうちに、毛細血管がどんどん破壊されていって、血管じゃないところにも
血液が混じってしまって、そうなってしまうらしい。


血が出るほどでないにしても、手で演奏する楽器って、たいへんです。
コンガの人は、たたいているうちに指先がひび割れて痛くならないように、テーピングをする人が
多いのですが、これはのり3もピアノを強く弾いていると時々なります。

そうやってひび割れたときって、いつまでもじくじく痛いので、嫌なのですが、
テーピングしてピアノを弾くわけにもいかないので、いつも我慢しています。

ベーシストやギタリストは、よくハンドクリームのような、(違うのかな?)
クリームを演奏前に塗っている人を見かけます。

最悪、楽器は壊れてもお店に行けば売っているのですが、
手はメーカー修理に出せませんから(保証期間切れてる)。。。いつも大切にしなければ、と思います。

2 3 4 5 6 7
« 2008年5月 | メインページ | アーカイブ | 2008年7月 »