えるまのは、とくに後ろの4人のリズム隊がそうなんですが、よく演奏中におしゃべりをします。
演奏中って、MCやっている後ろでやっているのは、おしゃべりどころではなく、
アレンジの説明をしているので、真剣そのものなんですよ。。。
説明といっても楽譜を渡しているわけではないので、あれがこうしてこうなって、ばばーんと、よろしくー!
程度のものなんですが、これを丁寧にやっておくと演奏の完成度が大きく変わります。
そうして始まった演奏はとくにルーウィーくんがひとたび主導権を握ってしまうと
無茶というか、解読不可能というか、、、とんでもないアドリブを振ってきます。
どんなふうに振ってくるかというと、イッセイくん説によれば、こころの声。。。だそうで、
それを超能力で読み取って合わせていくしかないよね、って言っています。
ベース侍の説では、顔色をうかがうんだそうです。
のり3とルーウィーくんの間ではブロックサインがかわされていて、
(演奏中のサインのやり取りの翻訳です)
ル 次のキメ、ばんばんばーん、って3回でキメるよ!
の OK-
ル ばん、ばばーん
の 。。。あれ、違うじゃーん、もういっかいー
その後、、、
ル 次のソロ、バイオリオンの音が良いです。
の バイオリンの音で、何を弾けば良いんだ!?
ル いいからいいからー ぽちっと ボタン押してみ?
の ぽちっと (そして仕方がないので弾き始める。。。)
ル そうそうー そんな感じ!
野球のピッチャーとキャッチャーが長いサインのやり取りしますが、
あれに似ているようで、違うところは、振られたサインに嫌だと言えないところです。。。
のり3の語学力の問題もあるけど、ルーウィーくんの表現力の問題が加わって、
日常会話の段階で、言葉だけだとこまかいコミュニケーションがなかなか難しくて、
言葉の向こうにあるルーウィーくんの気持ちというものを汲み取らないといけません。
リハ中には(これはきちんと言葉で)こんな話し合いをしたりします。。。
ル この曲ね、音色を変えてやって欲しいんだけど。
の どんな感じにしようか?
ル そうだな、もっとアメリカな音をください!
の なんだよ!?そんな音この楽器には入ってないよ?
ル いいや! 前に聴いたことあるから!
の 。。。 (適当に音を変えて) こんな感じかな?
ル ちがうちがう!
---- そして、繰り返し ----
ルーウィーくんにとってのアメリカな音って言うのは
のり3のピアノの音色ではエレクトリックピアノ3がそれに該当するようでした。。。
そして、ソニードアメリカーノ(アメリカな音)というえるまのでしか通じない新たな
単語が共通語となった瞬間でありました。
それってね、その音色で弾くと同時に、アメリカっぽい雰囲気も出して演奏してねという
音色指定以外の深い意味も含まれていて、言葉だけ聴いていると振り回されてしまいますが、
実にあたまを使って聴いていると、表現力も倍増していきます。