5人のメンバーはキューバ人ロドルフォが主宰するVentu Rumberoという
ルンバ大会に毎回出演しています。
ルンバ大会というのは集まった人たちで太鼓をたたいてうたをうたって、
ごはんを食べておさけを飲んで、大笑いしながらおしゃべりをして、
ストレス発散をするという集まりです。
ルーウィーくんはドラムをたたき、太鼓もたたく。
ケイコさんはうたを歌って、イッセイくんは太鼓。
スギくんはベースを弾いて、のり3はピアノを弾きます。
ルンバ大会でサルサの音が出てくる、キューバンコンテンポラリーも新時代に到達です。
ライブやコンサートと似ているけど、出演者とお客さんにあまり区別がないところが
ちょっと違うところだと思います。
ルンバはそのむかしキューバでも奴隷としてつれてこられた黒人の
ストレス発散のための集まりでやっていたものです。
そして彼らのリズムの感じ方というのが、ほんとにすごいというお話です。
彼らには3と4という数字の大きさにあまり区別がありません。
しかもリズムを大きく捉えているので、1小節の中に3拍子だろうが4拍子だろうが
あまり重要ではないみたいで、すぐに拍子が入れ替わったりします。
行ったり来たりするだけでもすごいのですが、
6/8拍子の複雑なリズムのルンバをやっている後ろでルーウィーくんは笑顔で4拍子の
ロックのドラムをたたき始めるんです。しかもはまってかっこいいんですよ。
そこでのり3はそんなすごい彼らを真似しようと思って(?)
3と4の区別をするのをやめました。
するといろんなことが困ります。
サルサの曲は繰り返しが多いので、4回繰り返しってアレンジなのに
3回繰り返しただけで次のところに無理やり行こうとしたりとか、
3時会場入りなのに4時に到着するとか。。。
きっとメンバーはギャラを間違えて多く払ってくれるのを期待してるかもしれませんが
ギャラは少なく間違える可能性だってありますからー。ざんねーん、じゃーん。
まあ、間違えるのが本質ではなくて、そういうアフロ(=アフリカがルーツの)文化の中にある
アンビバレントな特性とか、そういうのがすごいというお話でした。
サルサの歌詞の中にも裏に皮肉や別の意味が入ったやつっておおいですよね。
あれも、アフロなんです。1つのフレーズに二つの意味を持たせるの。
のり3が提唱するTIMBAのピアノのパターンもただ激しく弾いているばかりではなく
激しい裏にはアクセントが奏でるメロディーが聴こえるようにといつも考えています。
日本人である僕らがやるキューバ音楽というのは、いつもミックスなんです。
まず顔かたちからして、ラテン系ではないわけですからね。